JR時刻表(全国版大型)


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交通新聞社 刊行

全国のみどりの窓口に置いてある他、書店でも1200円ほどで発売されています。
鉄道・旅行ジャンルのコーナーにあることが多いようです。
※コーナーは、書店でお尋ねください。

毎月、新しいのが出ていますが、住んでいる地域のJR線に特に大きな変化がない限りは、半期に1冊買えば十分対応できるようです。

実際的な重さは、聖書とあまり変わりません。w

巻頭カラーのページには、特集や路線図、主要駅の案内など。

黄色のページには、最新ニュースや臨時列車、記念券・カード発売案内など。

前半のピンク色のページには、トクトクきっぷ各種。

水色のページには、新幹線や特急列車に絞った時刻表。

白いページには、時刻表の本文である、時刻や距離。

後半のピンク色のページには、各種運賃や料金の早見表・詳細表・案内・計算方法・特例などが記載されています。

大型時刻表の特徴は、ただ時刻が分かるだけでなく、すべての駅名の読みが分かり、運賃や料金も割り出せることです。

では、実際に開いてみましょう。

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長崎線(鳥栖-佐賀-肥前山口-諫早-長崎)・佐世保線(肥前山口-有田-早岐-佐世保)のページです。

基本として、3ケタ・4ケタの数字の羅列は、時刻から「:」を省いたものです。
(例 845=朝8:45、1631=16:31、004=深夜0:04)
また、左から右に進むにつれて、遅い時刻になってきますが、追い越す場合は逆転しますので、必ずしも順番になっているとは限りません。

縦に見ると、駅の順番や、1列車ごとの時刻と標準所要時間が分かります。
駅間で異様に時刻が開いているところは、ゆっくり行っているのではなく、離合待ちや追い越し待ちのため、次の駅で待ち時間が発生するためです。
黒は普通列車類(各駅停車・快速・新快速・特快など)、赤はおもに特急列車(一部路線では急行列車も)です。

例えば、
E│1438│1509│
F│1441│1516│
G│1445│1520│
H│1450│1525│
となっている場合、E駅を14:38に発車する列車は、H駅まで12分ほどで14:50に着くことが分かります。
ところが、E駅を15:09に発車する列車は、F駅で(左の列車との対比から)4分ほど待ち時間があることが分かり、H駅まで16分ほどで15:25に着くことが分かります。

横に見ると、その駅ごとの発着時刻が分かります。
例えば、
│1300│1338│1400│1438│
となっていれば、その時間帯は00分と38分に発車するパターンであることが読めます。

通過列車であれば、縦に矢印がありますが、慣れれば大まかな通過時刻が予測できるでしょう。
通らない列車は、「││」(その下に続いている場合)、または「・・」(その下から始まっている場合や、その上で終わっている場合)がついています。

では、この部分を見てみましょう。

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運賃や料金の計算ができるよう、キロメートル数がついています。
運賃も料金も、計算する場合は、1キロ未満は1キロ単位に切り上げます(四捨五入でも切り捨てでもありません)。
なので、25.0キロなら25キロですが、25.1キロは26キロの扱いです。

運賃は、どの列車に乗る場合も必要な「基本的な金額」です。
それに対して料金は、特急料金やグリーン料金など、特別な利用条件に応じて別途必要となる「サービスへの対価」という位置づけです。

キロ数から、実際に運賃を割り出してみましょう。
まずはキロ数を割り出します。
このキロ数の列は、左は市布経由、右は長与経由です。
両方とも割り出してみたいと思います。

湯江-長崎
【市布経由】左の列だけで割り出せます
125.3-87.6=37.7[km]

【長与経由】両方の列が必要です
①左を湯江~諫早にする
100.4-87.6=12.8[km]
②右の諫早~(長与経由)~長崎をまるごと使う
31.6(-0.0)=31.6[km]
③ ①と②を合計する
12.8+31.6=44.4[km]

では、このキロ数から、運賃はいくらでしょう。

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全部を見る必要は、ほとんどありません。

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この部分から、
市布経由は37.7kmですから、36~40の740円(小児370円)です。
長与経由は44.4kmですから、41~45の840円(小児420円)であることが分かります。
※小児の運賃・特急料金は、大人運賃の半額で、5円は切り捨てます。また、ジパング倶楽部などでの割引の際も、10円未満の端数(はすう)は切り捨てます(たとえ○○9円であっても、切り捨てるという特徴があります)。

さらに、右端に「1」とあるので、片道乗車券は1日有効であることも分かります(往復乗車券は有効日数が2倍なので、2日)。
「3」であれば、片道乗車券は3日、往復乗車券は6日有効ということになります。

このように計算することができます。

各種料金も同様に計算することができ、駅に問い合わせたりしなくても、時刻表だけで値段が分かるというものです。
ちなみに、複数の路線にまたがって乗る場合は、それぞれの路線のページで割り出したキロ数を合計して、それから運賃や料金の表で割り出します。

さらに使いこなすと、
「○駅、縮めたら(または伸ばしたら)、いくら変わるか」とか、
「同じ値段で、どこまで区間を伸ばせるか」、
「途中下車できる(=100キロを超える)乗車券にしたら、割安か否か」など、
さらに高度な調べ方もできます。

擬制キロとは、幹線(路線図で黒の路線)では出てきませんが、地方交通線(路線図の青の路線)で出てくるものです。
長崎県内であれば、大村線がその(地方交通線の)路線にあたります。
当該の路線で、営業キロ数×1.1≒擬制キロで、これは運賃計算のみに使います(料金の計算では、幹線でも地方交通線でも営業キロのみ使います)。
擬制キロが伴う場合、運賃計算において特別な運賃もありますので、運賃表を全体的によく見ておきましょう。

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