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長崎バス旅1

異国情緒あふれる、坂の多い街、長崎。
その長崎を、いろいろなテーマでツアー化してみることにしました。

このシリーズにおいてのルールを、いくつか決めておこうと思います。

①一般路線バスや路面電車などで巡ることを前提としておりますので、観光バスツアーなど定型化されたものは紹介しません。あらかじめご理解いただきますよう、お願い申し上げます。
②ルート編成において、拠点は教会とし、目的地以外での乗り換えにおいては区間が重複しないよう、かつ、同一の(または同一扱いの)停留所で乗り換える場合の表記とし(実際に乗る際の乗り換えは、各自で自由です)、時刻は決めないものとします。
③運賃はすべて通常運賃(および、その合算)とし、定期券や学生回数券など利用に伴う区間外運賃は考えないものとします。
スマートカード利用の際に発生する乗り継ぎ割引も、考えないものとします(路面電車を、築町で30分以内に乗り継ぐ場合を除く)。
④以下の凡例を使用します。
・長=長崎バス
・県=県営バス
・路=路面電車(長崎電気軌道)
・数字=系統番号
・〔 〕=号名
・*=系統番号なし・号名なし
・系統番号or*の右の停留所名=行先(表記がない場合はどの行先でも可)
・¥○=運賃
・○(①や⑤など)=目的地

最初は、坂をテーマにして巡るルートをご紹介します。

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50番系統-飯香の浦(いかのうら)行きは、ココウォーク茂里町や立神から発車しており、長崎バスの路線の中でもっとも長い坂が特徴です。
浜の町を東に抜け、思案橋から坂が始まり、それは白木を越えて重篭(じゅうろう)あたりまで上りが続きます。
さらに、甑岩(こしきいわ)を過ぎると、太田尾や飯香の浦まで下りが続きます(太田尾から日吉までは折り返し区間のため、一度上ります)。
山越えコースそのもので、愛宕町~白木~六本松と、日吉青年の家入口~宮の下のカーブは、バスが何度もスレスレで曲がりきるところがスリル満点です。

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田上-矢上線は、太田尾や飯香の浦を通り、矢上・年の神から茂木・田上までを結びます。
狭い道を通るところが含まれているため、一般型は使われておらず、マイクロバスが使われています。
宮の下・飯香の浦と片峰の間の右左折も、けっこうなスリルです。

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一方こちらは、市街地にほど近い、坂の上のショッピングゾーン、岩見橋からの展望です。
浦上地区を一望する景色は、眺める分にはいいところですし、メルクス長崎やPCデポ、清香園(焼肉レストラン)、ふくの湯などがあって便利です。
が、生活のために歩いて上り下りするには少し大変でしょう。
右に見えるあの階段は、長崎の斜面を物語ります。

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市街地には他にも、ふもとに広がる繁華街(崇福寺入口~中央橋~公会堂前)から風頭山に至る坂や、市街地南部(東山手・南山手~鍋冠山~戸町)、市街地北部(三原~西山台、西山~立山、片淵、江平)、市街地西部(稲佐~飽の浦地区、城山地区)、市街地東部(小島~田上~三景台団地)などにおいて、斜面に家々が立ち並んでいる光景を見ることができます。

坂を、路面電車では登ることができません。
交通空白地帯も所々あり、歩くには一苦労を強いられる斜面も多いのが現状です。
しかし、車を所有したりタクシーに乗ったりすると、大きな経済的負担がかかります。
それゆえ、バスの大切さを今一度、再認識することができますね。

では、冒頭のルールを踏まえて、一般路線バスでツアー化してみます。

【市街地編】
市街地の坂を歩くコースです。
如己堂下
↓長20(江平経由)¥(1日乗車券)
宝町
↓長5稲佐山¥(1日乗車券)
①稲佐山(展望台でない)
↓長70風頭山¥(1日乗車券)
風頭山
↓歩
③風頭山展望台・亀山社中(入場料300円)
↓歩
④アルコア中通り商店街~ベルナード観光通り~浜んまちアーケード
↓歩
⑤築町~県庁坂
↓歩
元船町(夢彩都)
↓長〔うみかぜ〕二本松団地¥(長崎バス1日乗車券使用+¥140)
二本松A棟
↓歩
⑥鍋冠山展望台
↓歩
⑦グラバー園第2ゲート
↓歩orグラバースカイロードorグラバー園入園(入園料600円)
石橋(入園の場合は大浦天主堂下)
↓長60¥(1日乗車券)
川上町
⑧川上町井戸ポンプ
川上町
↓長6¥(1日乗車券)
中央橋
↓長10¥(1日乗車券)
⑨弥生ヶ丘
↓長¥(1日乗車券)
中央橋
↓県5循環¥300
(片淵や西山台・三原を通ります)
浦上天主堂前

運賃合計(長崎バス1日乗車券使用)
¥1010(現金・スマートカード510¥+1日乗車券¥500)

【郊外編】
おもに郊外の坂やカーブを体験するコースです。
如己堂下
↓長20(江平経由)¥150
宝町
↓長50飯香の浦¥340
①飯香の浦
↓長〔田上矢上線〕田上¥250
田上
↓長10三景台団地¥140
②三景台団地
↓長5¥150
小島
↓歩(実際に階段を下り、路地を歩いてみます)
③浜の町かいわい(買い物・食事など)
↓歩
長崎新地ターミナル
↓長3(春木町経由も可)相川・大見崎・桜の里ターミナル¥420
④中尾先・相川
↓長20(福田経由)¥420
宝町
↓長8¥150
浦上天主堂前・神学校前・如己堂下

運賃合計
¥2020

マイクロバス

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西崎団地線のバスです。
この路線の他、

中央橋-市役所前-立山(立山線)、
田上-茂木-日吉-矢上(田上-矢上線)、
長崎駅前南口-中央橋-潮見町(潮見町線)
矢上-つつじが丘(つつじが丘線)

などは、この写真と同様の、少し全長の短いバス(マイクロバス)での運行です。

マイクロバスは一見、一般の車輌と同じに見えますが、わざわざ何か出して測らなくても、目や体感だけで見分けられるポイントがあります。

外観は、
①名前が少し違う(長崎バス・さいかい交通では、おもにERGA mioが使われていますが、この「mio」と付いているところが違い)
②横から見ると、少し短い

・・・の他、実際に乗ってみると、

③やや窮屈感を感じる(シートピッチが狭い※、天井が少し低いなど)
④降車口が少し狭い

・・・といった感じです。
※シートピッチ=座席の前後の間隔。一部、狭くない車輌もあります。

このことから、マイクロバスを使う路線・便の特徴は、
⑤定員数が、ミニバスでは不足しかねないが、一般車輌では多すぎる
もしくは、
⑥一般車輌並みの座席数が必要であるが、狭い道に急なカーブが伴うなどで、全長を大きくとることができない
の、いずれかであると思われます。
⑥の場合に、シートピッチの狭いマイクロバスが使われるようです。