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さわらないように

バスや路面電車などに乗ると、後方に必ずと言っていいほどあるのがこれ。

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一度は目にしたことがある方々も、多いのではないでしょうか。
火災時に限りませんが、非常の際に引くことで非常ベルを鳴らすスイッチです。

また、バスにはこの非常ベルのスイッチとセットで備えられてあるのが、

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非常扉(非常口)です。
ただ、スイッチを起動させても連動的に非常扉が開くわけではなく、開く場合には別に操作が必要です。

ちなみに、悪意(いたずらを含む)で鳴動させ、非常扉を開くなどした場合、円滑な運行を妨げるなどの行為を行なったものとして、輸送約款などで裁かれ、罰せられることがありますので、不必要に絶対しないようお願いします。

参考までに、道路運送法より、旅客に関わる箇所を3つ抜粋。

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第二十八条1項に、旅客(乗客)の禁止行為が明記されています。
最初からいきなり、小難しい言葉の羅列が続きますが・・・。
なんか、聖書より難しいような気が。
簡単に言えば第二十八条1項は、危険なもの(刃物・火気・爆発物など)、あるいは強い異臭を放つものなどの持ち込み、円滑な運行を妨げる行為などを禁止しています。
例えば今回の最後に挙げた、故意に非常ベルを鳴らすのも禁止行為に含まれると言えます。
もちろん、故意でなくとも、気付く限り配慮するに越したことはありません。

ただ、これを過度に取って、「どう困っても、運転者(運転士)に一切なにも尋ねられない。」とするのも行き過ぎです。
なぜなら、文中に「走行中の」とあることから、尋ねることについて、停車中までは含まれないことが読んで取れるからです。
ただ、運転者の状態によっては、必ずしも正しい答えが返ってくるとは限りませんので、あしからず。w
調べられることは、やはりなるべく事前に調べておきましょう。

旅客に対しても、罰則が第百四条にあります。

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20万円以下の罰金があります。
百四条一号は、旅客もそうですが、外部の運転手の妨害(例えばマイカーや社用車などで、バスが大幅に遅れるか発車・入線できないように駐停車したり、必要な進路変更・車線変更をさせまいとしたり)も含んでいるようです。
二号は、もう言うまでもありませんね。
ちなみに妨害・致死傷行為については、この罰金だけでなく、損害賠償請求が上乗せでのしかかってくることも多々ありますよ。
いたずらに20万払えるぐらいなら、とっくに教会に献金してるし。w

さらに、乗車中だけではありません。
車内だけでなく、車外にも罰則はあります。
このブログを読んでくださってる方々は、しないと思いますが。
第百条は道路と標識においての罰則であるとともに、第百一条も見逃せません。

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以上、抜粋でした。
安全で円滑な運行のためにも、ぜひ皆さまのご理解とご協力をお願いします。

ご注意ください

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バスは、あまり頻繁にではありませんが、動向によっては急ブレーキを使用せざるをえない場合があります。

おもに、次の事柄が考えられます。
1.乗客に起因する場合
①停留所通過寸前で、あわてて降車ボタンを押した。
②みだりに危険な動きをした。
③(到着まで乗車意思が見受けられなかったが、)発車しようとしたところになって突然、乗り込もうとしてきた。
④停留所で一度停車したが、降り遅れた乗客がいた。

2.運転士に起因する場合
⑤降車ボタンが押されていたが、停留所の寸前で気付いた。

3.他に起因する場合
⑥急に信号が変わった。
⑦前・横を走る車が急な動きをとった(急ブレーキや、合図なしの急な右左折、割り込みや横切り、暴走などの妨害行為など)。
⑧歩行者や他方車線の飛び出し・信号無視。
⑨(犬や猫など)動物が横切った。
⑩(危険な)落下物があった。

・・・などです。
特に③④⑦⑧は、高齢者に多く見られるようです。

バスの後ろは、車幅が大きなぶん見通しが悪くなりますし、(大型車は別として、)普通車からですと車内の動きがほとんど分かりません。
また、バスや路面電車に対しての妨害行為は、約款と道路交通法の両方で禁止されています(意図的に、停留所から発車できないように停止したり、発車しようとしているバスの右側を追い抜いたりもそうです)。

停留所に誰もいないからといって、必ずしも通過するとは限りません。
停留所に立っているからといって、必ずしもすぐに発車しないとも限りません。
いつ、どういう動きをとるか分からない。

ですから、なるべく車間を空けて、安全にお願いします。

時津北部ターミナルにも

運送約款が置かれました。
よくお読みになり、安全かつ円滑な旅客輸送のためにご協力ください。

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他にも、筆談ノート、コミュニケーション支援ボードがあり、話すことができない方や、外国人のための対応が整っています。

ちなみに、輸送約款は、個人への配布などは一切なく、

運送約款

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長崎バスに関する、さまざまな決まりが記載されています。
また、他社もそれぞれで同様に約款(やっかん)があります。

円滑な旅客輸送業務の妨害(簡単に言えば、意図的に「他の旅客の迷惑・危険となる」行為や「発着を遅らせたり阻害する」行為など)を禁止する内容や、各種きっぷ(定期券やスマートカードを含む)の取扱い(発売・変更・払い戻し)などに関しても、記載があります。

決まりを、何も知らずに乗るのと、知って乗るのとでは、感じることも違ってきます。
知ることで回避できることも、たくさんあるのです。
また、乗客として知り得ておくべき決まりも、知っておくと、あとで役立つヒントにもなります。
ですから、あまり厚みはありませんが、お時間のある方は一度、お読みいただくことをおすすめします。
詳しくは、窓口でご確認ください。

ちなみにこの約款は、長崎新地ターミナルの窓口に掛けてありました。